次世代FRP業界の進展

ファイバー・グラス産業界の大転換期となりました。
今問題になっている公害や匂い、汚れを無くした新しい工程、コア・インフュージョンが米国で生まれ、北欧で育ち、アジアの国々で発展するところまで来ました。
15ヶ月の年月をかけて特許調査と工法、工具の開発を行ってきました。
既に35mクラスまでの風力発電翼や、74mのフリゲット艦(全船体にディビニセル使用)をコア・インフュージョンにて建造されております。


コア・インフュージョン (Core Infusion) とは !?

エポキシ樹脂/アラミド/P.V.C.のサンドイッチ構造のよるブレッド・プロテクション!
コア・インフュージョンは匂いや汚れを無くした方式で、今日までのRTM方式に必要だったオス型の使用(メス型のみにて成形)、プリフォーム作業やピンホール修正が必要なくなりました。
バキューム・アシストにより、メス型とフィルム・パッキング間のガラス繊維に樹脂を送り込む方式なので、樹脂の流れを目で確認することができます。そのため、樹脂が不足したときには、注入とバキューム・ラインのバック・アップ方式で補充ができます。
Scrimp SystemsやVARTM等が米国では特許に入っております。




(Sprint® Systems)

このシステムを一早く導入したプリプレグの大手メーカー、SPシステム社が次の車産業界目的に開発、発明した低価格のカーボンとエポキシのアプリケーションがスプリント・システム(Sprint® System)です。

 ハイテク・コンポジットに必要であった大型投資のオートクレイブとプリプレグが必要なくなりました。プリプレグを重ねた時に発生したエアー溜りの脱泡するために3〜5気圧のオートクレイブが必要でしたが、スプリント・システムでは両側のドライ・ファブリックの間から内部に残るエアーが全て抜け、サンドイッチされた樹脂フィルムが溶解して接着します。

・硬化時間
温度(℃) 硬化時間(hr)
120 1
8011



≪ 資材 ≫


低温エポキシ樹脂 − アフター・キュアー用エポキシ樹脂


65℃クラスの温度にて軟化問題を起こしていた従来の常温硬化エポキシは、以下のものに置き換えられるようになりました。
◆SPシステム(アンプレグ20、22、26)


・ 80℃〜120℃のアフター・キュアーにて、多くの問題を解決致しました。
・ 1リットル缶より1トン・コンテナまでの荷姿で出荷され、各地で大活躍中です!



◆ アドヒーシブ・テクノロジー(ADR 240、ADH 341)


・ 65℃で硬化する低温エポキシ樹脂です。
特に、ニュージーランド製のエポキシ樹脂は、木でメス型製作される大型艇に多く使用されています。



コア・インフュージョン用樹脂


・ エポキシ樹脂 − プライム20
・ ポリエステル − イソ系 Spa-MI-3000、オソ系 Spa-MO-1000
・ ビニルエステル − Spa-MV-500



型製作用樹脂



・ 120℃内 − Spa-M-120H  耐熱性ポリエステル樹脂
・ 190℃内 − Spa-M-190H  耐熱性ビニルエステル樹脂


≪ 資材 ≫

カーボン、ファブリック


低価格のカーボン、48Kがインフュージョン市場目的に開発されました。



◆ ZOLTEK


・ 660g/m2 カーボン W/R
・ 960g/m2 カーボン W/R



◆ SPシステム


・ ダブルバイヤス 45°x 45°
・ トライアキシアル 45°x 45°x 0°
・ クアドロアキシアル 45°x 45°x 0°x 90°




これらはトラック・シャーシ、トラック・ボディー、バス・フロアー、コンテナ、橋、マストやタワー等を一工程にて製作可能にする安価なエポキシ/カーボンです。


コア・インフュージョンを一早く取り入れている業種




<風力発電翼開発>
既に35mクラスまでの翼がエポキシ樹脂プリプレグ、またはエポキシ樹脂インフュージョンにて数多く製作されております。



・エポキシ樹脂プリプレグでは、80℃以下のアフター・キュアーで、SPシステム−Eグラス-プリプレグとディビニセル−HPS-80にて、大型翼が製作されています。
・コア・インフュージョンでは、SPシステム−プライム20エポキシ樹脂とディビニセル−HPS-のインフュージョン専用カット(G-16)にて、400Kwクラス以上のタービン・ブレードの大判が製作されております。



大型翼はディビニセル−H80をキット・カットにてテーパー・カットした品物がサンドイッチ材として可能な限り使用されております。構造と材料の進歩により、旧来方式のものに比べて耐久性に優れています。




我社はコア・インフュージョンの全ての工具と副材、各種バッグ&テープを準備致しました。名古屋にてトレーニング・ルームも準備中です。
ディビニセル・グループとSPシステムが開発した安価なシステムを是非御利用ください。

← ミヨシ・コーポレーショントップ  BACK  /  NEXT →